不倫・不貞・浮気の慰謝料請求をしたい方へ

■慰謝料請求とは

不倫・不貞・浮気の慰謝料請求をしたい誰かの行為によって精神的に苦しめられたときに、行為者に対して精神的に苦しんだ損害の補填を金銭で賠償することを求めるのが慰謝料請求です。

結婚している夫婦については、配偶者の不倫・浮気・不貞があった場合、不倫・浮気・不貞をされた側としては、配偶者の不倫・浮気・不貞によって精神的に傷つけられるわけですから、その精神的な苦痛に対する金銭的な賠償を、不倫・浮気・不貞をした側に求めることとなり、これが慰謝料請求です。

 

■慰謝料請求前にチェックしておくべきポイント

しかし、すべてのケースで慰謝料請求できるとは限りません。慰謝料請求ができるケースやポイントを抑えておきましょう。
基本的には、下記の場合に慰謝料請求を行うことができます。

 

夫(妻)に慰謝料請求ができるケース

  • 不倫相手との肉体関係が何度もある
  • 不倫が原因で夫婦関係が破綻した
  • 不倫が原因で精神的苦痛を負った

 

不倫相手に慰謝料請求ができるケース

  • 妻(夫)の存在を認識しているのにもかかわらず、不倫をしていた
  • 自分の意志で不倫していた

 

■慰謝料請求する前にするべき3つのこと

慰謝料請求をするとなると準備が必要になります。夫に請求をする前に以下の準備しておくことで、請求がスムーズに行えたり、請求後に迷ったりすることがなくなるでしょう。

 

①証拠を集める

夫の不倫で慰謝料請求をする場合、証拠は必要不可欠です。ただし、証拠といっても肉体関係が証明できるような証拠でないといけません。

  • 夫と不倫相手がラブホテルなどへ出入りしている写真や動画
  • 性行為中の写真や動画(両者の顔がわかるもの)
  • 夫が不倫相手の家に長時間にわたって出入りしている写真や動画

基本的には、成人の男女がどこかの部屋で2人きりでいれば、性行為等があったのではないかという判断がされます。

もっとも、両者の顔が写っているなど、本人であるときちんとわかるものでなくてはいけませんし、メールのやり取りなどは、相当に親密な関係とわかるようなものでないといけません。また、本人が不倫していることを認めた文書や音声も有力な証拠になるでしょう。

証拠は専門家である探偵に依頼することで、より確実に手に入れることができるでしょう。また、探偵が作成した報告書は離婚裁判でも利用できます。

 

②離婚をするか・しないかを決める

証拠が集まり不倫が確実になった場合、慰謝料を請求する前に離婚するか・しないかを決めておきましょう。不倫が原因で離婚する方は多いですが、夫婦関係を修復して幸せに暮らしている方もいます。

もし、離婚を考えている場合は、離婚後の生活のために引っ越し先や働く場所など決めておかなければいけません。その後の生活のことも考え判断しましょう。

 

③弁護士に相談する

慰謝料の算定は、さまざまな状況を考慮した上で決まっていきます。そのため、ご自身で算定するのは難しいでしょう。

弁護士に相談すると、ご自身の状況を考慮した上で相場を提示してくれます。また、交渉の方法や、どのように離婚を進めていけばよいのかについても教えてくれます。まずは気軽に相談してみましょう。

 

■夫や不倫相手に慰謝料を請求する方法

・話し合いで請求する

いきなり法的手段に出る必要はありません。まずは、証拠を用意し当事者に不倫の事実を認めてもらいましょう。事実を認めたことは録音や文書を作成し、証拠として残しておくことが大切です。

その後で、慰謝料の金額や支払い期日、離婚するか・しないかなどについて話し合っていきましょう。離婚する場合はそのまま、親権や養育費・財産分与の話し合いになります。慰謝料などの金額は、相場などを相手にもわかりやすくするために、判例のコピーなどを持って行くのも1つの方法です。ただし、相手の収入を考えない高額な慰謝料の請求は、話がまとまらなくなる原因になりますので注意しましょう。

 

・決まったことは必ず文書にする

話し合いで決まったことはまとめて文書にしてきましょう。また、法的な効力を持たせたい場合は、公証役場に文書を作成した相手と一緒に持って行き、公正証書にしてもらいます。

公正証書にすることで、金銭の支払いが滞った場合に、訴訟手続きを行わなくても強制執行を行うことが可能になります。特に、協議離婚する際は、離婚協議書を作成し、公正証書にしましょう。

 

・内容証明郵便を利用して請求する

基本的には、直接相手と話し合って慰謝料を請求しますが、不貞相手や別居中の夫に請求する場合は、『内容証明郵便』を利用することも少なくありません。

内容証明郵便とは、郵便局が書面の内容(いつ・誰に・どんな内容か)を証明してくれることから、証拠として有効になる書面のことです。

作成方法には字数制限などいくつかルールがあるので、これらを守った上で『不倫の事実』、『不倫慰謝料を請求する旨』、『請求金』、『支払い期日』などを記載して相手に送ります。

内容証明自体に支払いを強制する効力はありませんが、精神的なプレッシャーになるでしょう。作成を弁護士に依頼することも可能です。

 

・調停や裁判を行う

話し合いや内容証明での慰謝料の請求に応じてもらえなかった場合は、『慰謝料請求調停』や訴訟にて、請求を行う必要があります。もし、離婚をする前に夫に慰謝料を請求する場合には『離婚調停』を申立てると、その中で一緒に話し合うことができます。

調停は、話し合いと合意によって決まっていきますが、お互いに納得できず不成立になった場合は裁判になります。証拠が特に重要になりますので、弁護士と相談の上、申立てを行いましょう。

 

■補足・注意点

裏切られた側にしてみれば、少しでも高額な慰謝料をと思うのは当然のことです。しかし、あまりにも高額な慰謝料を請求してしまうと話がいつまでもまとまらず、無駄に時間やお金を費やすことになってしまいます。

慰謝料請求を失敗しないためにも、金額はできるだけ相場で、譲れるところは譲るようにしましょう。また、トラブルをできるだけ回避しつつ、慰謝料をしっかり支払ってもらうためには、早めに弁護士へ相談することをおすすめします。

慰謝料請求の際、怒りがわいてしまうこともあると思いますが、感情的になり暴言を吐いてしまうと恐喝に該当する可能性がありますので注意しましょう。

 

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